職人さんが丁寧に作った道具を子や孫の代まで大事に使いたい~ハサミを選ぶ基準の後日談~

前回ご紹介した、職人さんから見た
ハサミを選ぶ基準の話。

 ⇒ ちょっといいハサミを買いたい!ってとき、何を基準に選びます??<前編>
 ⇒ ちょっといいハサミを買いたい!ってとき、何を基準に選びます??<後編>

 

その後、お話を伺った研ぎ師の坂田さんから
こんなメールをいただきました。

なんだかすごく考えさせられたので、
転載します(許可いただいてます)。

 

裁ちバサミの値段の差は、
基本的には製造時間だと思います。

もともと総裏(※)の方が
製造工程が多く時間がかかるのですが、
かけることができる時間が多い、
ということもできます。

時間をかけられるだけ、
より丁寧に作ることができます。

丁寧さは刃先の揃いや反りの具合
といった細部に現れます

神は細部に宿るのです。

 

良い鋏は、お子さんが
大きくなって子供を作って、
その子が大きくなってお裁縫をする頃まで
使い続けることができます。

 

日本ではお裁縫をする
ご家庭が減ってしまって、
裁ち鋏の需要が落ち込み、
また量産の安価な鋏が
大量に作られるようになったため、
鋏を作る鍛冶屋さんが
かなり減ってしまっています

なんでもそうですが、
数多く作らないと技術は向上しませんし、
後継者も育ちません。

 

戦後アメリカ発の大量生産大量消費
という発展モデルが
近年は見直されはじめています。

LOHASといったライフモデルの
提案などが良い例ですが、
健康で持続性のある
ライフスタイルということでいえば、
鋏や包丁といった道具を、
研いで手入れして、
自分で料理をして衣類なども
補修しながら使い続ける

ということが
ロハスなのだろうと思います。

 

目先の値段が少しぐらい高くても、
職人さんが丁寧に作った
良い鋏を選んで

使ってあげてほしいと思います。
 
包丁噺~ほうちょうばなし~ 研ぎ師の坂田さんより

※「総裏」についてはこちらの記事をご覧ください。
 
 

私はどちらかというと
PCに向かっている時間が長く
そんなに頻繁に裁縫やっているわけでは
ないのですが、

それでも私の娘は、
私がミシンでいろんなものを
作ってあげられることを
自慢に思っているフシがあります。

そんな娘がオトナになるころに、
大事に大事に使ってきた道具を譲ってあげる・・・
それってすごく素敵かもと想像しちゃいました(^^)

 

もう一つ、
私はダイソーのハサミや500円のビニール傘を
今までいくつ買っていくつ無くしただろう、
って、けっこう真剣に考えてしまいまして、

全てのモノを高級品にというのは難しいけど、
せめて大好きなお裁縫の道具は、
いいものを買ってメンテして使うってことを
やっていきたいなあと、
考えさせられたメールでした。

 

「職人」さんって、いいですね。
もっともっといろんな職人さんに
会っていきたいと思ったことでした♪

 
 

少し前にNHKで紹介されていた職人さん。
全て手作業の「総火造(そうひづくり)」で
ひとかたまりの鉄からハサミを造り出していました。
すごいです。絶やしたくない技術です。
kikukazuhiro
 ⇒菊和弘~Kazuhiro Cutlery~
 
 

 
 
 

uchimaru

三児の母です。手作り大好き。でもそれよりもっと、たくさんの手作りママのサポート、入園準備に四苦八苦する(過去の私のような)ママのサポートがやりたくて、「入園・入学準備てづくり.com」運営はじめました。

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