【作品作りポイント】綿麻生地を扱うときに気を付けたいこと
布デザイナーさんの新作コレクションでよく見かける綿麻生地。
(またの名を、コットンリネン)
麻(リネン)は、ナチュラル志向のママに絶大的に愛されている素材ですよね。
そんな麻の風合いを生かしながら、綿素材の扱いやすさを併せもった綿麻生地は
いいとこどりのお得感が漂い、惹かれるものがあります。
入園グッズに適しているのは、綿麻キャンパスが多いでしょうか。
バック作りや巾着を作るのにぴったりで、無地から柄ものまで種類も豊富です。
綿麻キャンパス、耳の部分(生地の両端)が
このようにふさふさってなってます。
「あ、この生地雰囲気があっていいな♪」と思ったのが、綿麻生地だった場合、
麻素材がはいっている故に、ちょっと気に掛けるべき点があります。
おさえておきましょう。
麻は、縮みやすくしわができやすい素材です。
しわがかえって味わいになってよい!というのがリネン愛好者の声でも
あるのですが、入園グッズを作るときには少し考えもの。
例えば、ランチョンマットなどのランチ関連グッズは、
お洗濯の回数が多いですよね。
麻素材は洗濯によってどうしても型崩れしたりしわが目立ってしまうので、
それが気になる方は、アイロンをあてる手間がかかったりします。
スモックも同じく、毎回洗濯後はアイロンコースになるかもしれません。
綿と麻の割合を生地選びの時に、チェックしてみましょう。
綿80%麻20%の綿麻生地は、綿に近いのでそこまで扱いにくさは
感じないでしょう。
反対に、麻80%綿20%の麻の質感たっぷりの生地は、
ちょっと注意が必要となります。
(こういった麻よりの生地は、夏用のワンピースに仕立てると、さらっとした
肌触りが気持ちの良い素敵な1枚になることでしょう!)
裁縫初心者ママ&入園グッズには、綿よりの綿麻生地をチョイスするのがベター。
探してみると、やっぱりかわいいものがいっぱい♪
旬の生地、トライしてみるのはいかがでしょうか!