【作品作りポイント】持ち手を共布で作るとき
レッスンバッグやシューズバッグ、持ち手付の袋物を作るとき、
さて持ち手はどうしましょうか。
持ち手テープ★をつける、共布をつける、両方をドッキングさせるなど
いろいろな方法があります。
今回は、共布で持ち手をつけることについて考えてみたいと思います。
共布で持ち手を付ける良い点は、本体部分のいい雰囲気を壊さずに作品を
仕上げられることですね。
別途持ち手テープを用意しなくてもよい気軽さもあります。
「あら、持ち手の部分も作られたの!?」というできた感があるのも事実。
さて、バッグの持ち手というと、大事なポイントが2つ。
まずは丈夫なこと、そして持ちやすいこと、この2つは外せません。
共布の持ち手、ややすると心もとないイメージありませんか。
耐久性はどうだろう、洗濯したあとよれよれにならないかなという一抹の不安。
子どもの持ち物ならば尚更、持ち手がつかみやすく且つ持ちやすい事は
重要度を増すチェック項目となります。
よれよれにならない共布持ち手の作り方として・・・
持ち手の出来上がりサイズが
幅2.5cmにしたい場合、
その4倍の幅(10cm)分用意します。
ちなみに、2.5cm位が持ちやすい幅です。
市販のテープを選ぶときも2.5cm幅を!
ここがポイント!
裏側に接着芯を貼ってから
4つ折りにするのです。
接着芯を貼ることで、持ち手に張りが出て
くたっと寝てしまうのを防ぎ
自立する持ち手を実現します♪
そして、両端をまっすぐ縫って、本体部分と縫い合わせると出来上がり!
端をまっすぐ縫うのは、テクニックが必要となってきますね。こちらを参考に♪
あと一点、持ち手部分は汚れやすい事を考慮しましょう。
薄い色の生地で作るとかわいいですが、手垢で黒ずんだりするとちょっと残念。
濃い色でパキっと仕上げると引き締まってかっこいいですね。
あとは、まだまだ手の小さな子が持ちやすいように、持ち手の中央部を半分に
折って縫うひと工夫も◎
ママの愛情で、持ち手のことも考えて、より使いやすいバッグに仕上げましょう♪