なんと水通し作業済みの生地を販売している、阿佐谷のFUJIYAさんご紹介♪
入園準備シーズンが終わって、
やっと少し落ち着きを取り戻してきたうちまるです。
ずーーーっとご紹介したかった阿佐谷の生地屋さんに、
久々に行って店長とお話ししてきました~!
阿佐谷パールセンター商店街の中にある、
かわいい生地屋さん。
小さいお店ですが、かわいいっと思う生地がたくさん揃っています。
まだサイトを立ち上げたばかりのころ、
スタッフさんに勧められて始めてお店を訪れ
いちばんびっくりしたのは、この「縮率」の表示。
これが、ほとんど全ての生地に付いているんですね。
目の詰まったブロード生地。こんな縮まなそうな生地まで縮率確認されてるなんて!
麻の入ったキャンバス生地は少しだけ縮率大き目です。
その頃わたし、販売者向けの講座を企画しており、
「売った作品が(顧客の元で)洗濯後に縮んだorz」
という悲しいことがおこらないように
生地の種類や特徴もお伝えしたいと
あれこれ勉強していたんです。
そんなときだったのもあり驚いてお聞きしたら、
ほんとに、全ての生地を、
入荷したらまず50cm裁断して水通しするとのこと!
ご自宅に、自宅用の洗濯機とは別に
もう一つ洗濯機を持っていて、
それで洗ってお庭のフェンスに干すんだそうです。
縮率を測ってみてあまりに縮みが大きいものは、
1反全部、水通ししてから売るとのことでした。
入荷したものを1反持ってみて、
「ん?なんだか軽すぎるな」と思ったら
案の定ものすごく縮んだ、ということもあったとか。
「麻が縮みやすい」といった素材によるものだけでなく、
目のつまり具合も、縮みに影響するんですね。
麻の入った生地は縮みやすいんです。これは1反まるごと水通し済み!
右下の方にある生地たち、少しだけしわになっているのが分かるでしょうか
動機を、お聞きしました。
5-6年前から始められたそうです。
いま2015年ですから、2010年前後からでしょうか。
どういう状況だったかは忘れたけれど、
何かで汚れてしまった生地があって
そのままでは売れないと、洗濯したんだそうです。
そしたらものすごく縮んでしまった!
店長、そこで、
生地を買ってくれたお客さんが
作品を作ったあと洗濯してがっかりしてる様子を
想像したんだそうです。で、売れなくなった、と。
どうしようか悩んで、出した結論が、
「全部洗う」
だった!というわけです。
水通しって、やらなくちゃ~と思いながら
やっぱり個人宅では面倒で
つい省いてしまいがちな作業ですよね。
近くにお住まいの方も、遠い方も、
特に作品を販売されてる方にはおすすめしたい
ショップさんです(^^)v
生地の扱いもとっても丁寧で、お人柄のよさと生地への愛情を感じます。