【材料はなにを買う?】生地編
手作りするための材料、なにはなくともまずは、生地が必要ですよね。
生地の種類や特徴をお勉強して、この素材の生地で作ってみたいな・・・、この生地と
この生地を組み合わせてみようかしら・・・、イメージが膨らみますね。
ここでは事前準備として、生地を購入する前におさえておきたいポイントを紹
介します。
レッスンバックを作る場合・・・
キルティング素材や帆布などの厚地の生地で作る場合は、1枚で作ってもしっかりと
丈夫に出来上がります。
では、ブロードなどの薄地の生地で作る場合は、どうでしょうか。
1枚仕立てだと、なんだか心もとない仕上がりですよね。
レッスンバックに園から持ち帰ってくる絵本や作品など、ちょっと重いものをいれ
ると、壊れてしまうのでは・・・不安がよぎります。
親として、制作者として、一番避けたい事態です!
薄地の生地を使いたい場合は、接着芯や裏布(中袋)をつけることで、丈夫なバッ
クにすることができます。
「接着芯」、なんとなく聞いたことがあるような。なんだろう・・・。
「接着芯」というのは、薄い布に接着樹脂がついた芯地です。
アイロンで簡単接着不織布接着芯しっかりタイプお得な2mカット |
補強したい布地に、アイロンで接着して張りや強度をあたえます。(シールタイプもあります)
美しいシルエットを保ったり、型崩れを防いだり、縁の下の力持ちです。
ちなみに、「接着芯」には種類があるんですよ。
●織り地タイプ
強度があり、保温性に優れている。表布とよくなじむ。
●編み地タイプ
伸縮性があり、表布との馴染みがよく、風合いやわらか。
●不織地タイプ
紙のような質感で、軽くてしわになりにくく、通気性がある。
裏地をつける場合は、裏布の分の生地が必要になりますが、縫い代が全部隠れるの
で、袋をのぞきこんでもきれいなところしか見えない!というメリットがありま
す。初心者さんには助かりますね。
表地に切り替えをつけて、2枚の生地を組み合わせてみようかな・・・底の部分はこの
生地で・・・といろいろ組み合わせをイメージするのは楽しい時間ですね。
みねママは、長男のレッスンバック、切り替えありの裏地付のものを作りました
よ。(柄は、ふみきり&電車!)
コップ袋などの強度を必要としないものには、接着芯や裏布は特に必要ではないで
す。キルティングなどの厚い生地で作るよりも、薄地の生地で、1枚仕上げでオッケ
ーです。
それから、コップ袋やお弁当袋など小さめのグッズ作りに関して、ひとつアドバ
イスです。
大柄のプリント生地を使うのはやめましょう。
(そんなこと言われなくても・・・という声がきこえてきそうですが。)
お弁当袋、コップ袋、ランチョンマット・・・お弁当関連のグッズを作るのに、絶対使
いたい!と思っていた生地がありました。
動物が一面に描かれた大好きな北欧の生地です。
意気揚々と、生地を裁断しているときに気づいたのですが、柄が大きすぎて、
コップ袋の大きさにするとなんの動物だかわからない・・・おまけに巾着は、ひ
もできゅっとするのでもっと絵柄がわからない、ということを。
・・・とてもいい勉強になりました。
レッスンバックに使うと、大柄のプリントのものは「ばん!」と映えますね。
(柄のとり方を考える必要はありますよ!中心に柄がくるように裁断したり)
★数量限定★生地 cocca<ムーミン黒い森柄キャンブリック> GC-1002 1A.ブラック gai |
生地の素材によって作るものの向き不向きがあるように、生地の柄によっても、
なにをつくると素敵になるかな、と購入する前に考えてみたらよいですね。
ストライプやボーダー柄、上下がある柄などは、ちょっと注意が必要ですよ。