【作品作りポイント】Dかんを縫うときに気を付けたいこと
シューズバッグの袋口をとめるのに、
Dかんとアクリルテープを使うのはポピュラーなかたちです。
今回は、Dかんを通すテープについてとりあげてみます。
さて、上の写真を見てください。Dかんを通すテープの長さ
(赤で囲んでいる箇所)
どちらの方が見た目的に良いと思いますか?
・・・・好みの問題なのは承知の上ですが、
左側の方がすっきりした印象を受けませんか?
左の方が短めのテープとなっています。
Dかんは、アクリルテープを通して使うのが一般的。
持ち手を本体に縫い付けるとき、実はちょっと大変です。
アクリルテープは厚手、その上、ミシンで縫うときに
「おさえ」とDかんがぶつからないように
神経を集中する必要があります。
Dかんをつけたテープをまさに縫っている
シーンです。
ちなみに袋口の部分からDかんをつけた部分の
テープの長さは2.0cmとってあります。
ミシンのおさえの部分とDかんの位置はスキマがみえます。
余裕を持って縫えますね。
お次は、1.5cmの場合です。
今度は、裏布付のものを縫っています。
Dかんを通したテープを挟んで縫っていますが、
ミシンのおさえとDかんがぶつかるか?
ぶつからないか?ぎりぎりの感じですね。
1.5cm以上短くしてしまうと、
おさえがDかんにぶつかって
ミシンが進まないなんてこともありそう。
(左:1.5cm) (右:2.0cm)
入準コムの裁縫部隊に聞いたところ、1.5cmが短くて見ためすっきり、
且つDかんとぶつからずミシンが進むぎりぎりの長さとのことです。
先に仮止めしてから、ゆっくりミシンを進めていけば大丈夫。
頑丈に作ってあげましょう♪