おもな生地で、実際に入園・入学アイテムを作ってみました!
生地の厚さの違いによる仕上がりの違いが少しでもイメージできたらと、実験をしてみました!ネットで気になったこの生地作ったらどんな作品になるんだろう、って考える参考になったら嬉しいです。
※今回私が購入して比較してみた生地は以下の通りですが、実際には糸の太さその他の条件で厚さ、かたさ、張り感も変わってきます。詳しくはショップの説明をよくお読みになってお買い求めくださいね。
1.厚さの違う4種の生地で同じサイズのレッスンバッグを作ってみました。
すべて 1枚仕立て(裏布なし) です。生地を購入してから水通しをまったくせず、そのまま縫製して、アイロン掛けした直後のものです。
アイロンがけ直後 ということもあり、すべてパリッときれいな形。この写真では違いがほとんど分かりません。
2.1は両端を持ってピンピンッと伸ばして写した写真。しばらくそのままにしていると、・・・
キルティング、オックスは形を保っています。オックスで作ったバッグは、数時間後には下の「3.」の写真のようにパタリと折れてきていました。
3.少し手でさわったりして、力を加えてみます。
やはりこのシーチングとブロードは、触ってみた感触、厚みや張り具合が似ている感じでした。
4.中に重たいお弁当を入れてみました。
キルティングとオックスは、バッグらしい形を保っています。シーチングとブロードは角が折れ曲がってきてちょっと残念な感じです。
5.お弁当を入れた様子を上から見てみます
持ち手付きバッグに使う素材としてキルティングはもちろん言うことなしです。
オックスも、1枚仕立てでギリギリOKな印象でしょうか。個人的には裏布や接着芯でもう少し補強してバッグらしい形を保ちたいところですが、園や学校によってはカバンに入るよう曲げられるものにするところもありますし、好みですね。
シーチングやブロードなどの薄手の生地は、やはり、ふんわりした巾着やスモックを作るのに合っているだろうという印象です。
入れたお弁当はこちら。けっこう重みのあるものを入れて実験しています(^^)
キルティング
オックス
シーチング
ブロード